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なかなか受験票が送られてこないのでソワソワしていたところ、試験1週間前ごろに、メールで取得。

-必要な持ち物-
◻︎身分証
◻︎受験票
◻︎マスク(常時着用)*2021年6月時
◻︎ペン(青か黒)
※修正液の使用は可能
※鉛筆は採点されません


受験会場は語学学校と思っていたら、   インターナショナルスクールでした。

昔から憧れの学校。こんな学校に通えたらなぁ。。なんて夢見心地♡
試験前日の夜、会社帰りに疲れ果て、試験に支障をきたしてはいけないと
マッサージ店に駆け込んで良かった。

おかげで朝イチ 9:00からの試験に臨むことができました。

試験に向けてコンディションを整えるのはだいじです!
入口で受験票と身分証明書を見せて、検温と消毒を済ませて教室へ。

フランス人の試験管の方が、フランス語で試験の説明。

先ずは1時間55分、聴解・読解・文書作成の筆記試験。

▪️聴解
先に問題を読むのが攻略法というけれど、フランス語の聴き取りに苦戦してそれどころではなくなり…冷やせをかきながら解きました。

解答は選択式だけでなく、筆記もありました。これから徐々に選択式のみに移行していくのでしょう。
▪️読解
私には難しく、かなり落ち込みながら解きましたが、やるしかない!

ただ、対策本で解いたような問題が出てきたので安心したのか、冷静さを取り戻しました。
▪️文書作成
書き易いテーマだったのでホッとしました。自分の今わかる単語や言い回しを使って書き出します。


ペンですが、私は愛用しているフリクションの青色を使いました。フリクションは熱で消えてしまうともありますが、何度も書き直す私にとっては使い勝手がよく、消えないことを祈って使用しました。

心配な方は、ペンと修正液のご用意を!


午前中の筆記試験を落ち込み気分のまま
終えて、ひとまず昼食を取りに駅周辺へ。

そそくさパンとコーヒーを取りつつ
午後の口頭試験に向けて気持ちを整えて。

食べ終わったらマックへ移動して、
今更だけど、ガッツリ試験準備。

授業で発表した内容を何も見ずに言えるように、何度も反復してました。

がしかし、インターナショナルな若者が
楽しそうに談笑する中、全くもって集中できず… もう開き直りの境地に。

試験会場へ戻る道、6月の湿気に襲われて
滝汗が。加えて試験会場は冷房が効いてないので汗だくに。半袖にカーディガンくらいが丁度良いです。

但し、きちんとした格好の方が好印象と事前に聞いていたので、オフィス向けの洋服で行きました。腕時計は必須です!



◾️口頭
時間ごとに数人ずつ呼ばれると
裏返した第三パートの質問内容が書かれた
用紙を2枚選んで着席。

10分間、内容確認と発表準備にあてることができるのですが、私は何が書かれていて、
何を聞かれているのかがさっぱり理解できず
プチパニックに🤯  2枚のうちどちらかを選びます。に、2枚ともよく分からない…!

つまり文章が理解できない状態でこれから質問に答えていかなければなりません!

ドキドキしながら半ば諦めモードで
別室に呼ばれると、優しそうな試験官の方が
「テーマを1枚選んでください」と。
これは第二パートのシュミレーション会話用。


まずは自己紹介から。
職業と家族構成、将来やりたいこと
を発表したら、あっという間に時間に。

すぐにシュミレーション会話のやり取りへ。
が、ここでも内容を取り違えたまま、取り敢えず意見を述べていたので、試験官から思わず突っ込みが…。

そうではなくて、これに対してはどう思う?
とやり直しに。軌道修正して回答したら納得してくれたようでホッと一息。

続けてプレゼンテーション。
よく理解できないまま、仮説を立てて発表したところ、それに対して2,3の質問が。

自分なりに考えた意見をそのまま発表し続けました。内容は分からないままでしたが、なんとなくこういうテーマなのでは?と単語から想像して必死に答えました。もう汗だくです。。

試験官の方が優しかったので、緊張しつつも目を見て会話し続けることができました。

筆記も口頭も終わったな…と帰り道はうなだれていましたが、初めてにしてはよくやったと自分を褒めつつ、もう次回への対策をあれこれ考えていました。


受験から1か月強、コロナ禍で採点が遅れていたので合否発表が後ろ倒しでしたが、7月某日にようやく判明し" admis " の文字が!

私の結果は
文書作成 15.00
読解 16.50
口頭 15.00
聴解 10.00

なんと、一番自信がなかった口頭試験が
思っていたよりも良かったのが、本当に意外でした。取り敢えず話し続けたのが良かったのでしょうか!?

そして得意だと思っていた聴解が一番取れなかったのが、こちらも意外でした。

4つの項目の中に5点以下があると不合格ですが、総合的に56.5点と低くとも各項目5点以上なので合格となりました。

自分では何故合格したのか、実感が湧きませんが、ひとまず受け入れて進んでいきたいです。

合格証書もコロナ禍で遅れましたが、無事発行となりました。アンスティチュフランセへ引き取りに。合格はやっぱり嬉しい。


その後、次のレベルDELF B2を目指すこととなるのですが、様々な心境の変化など、続きは新ブログ lovemy-coffeetime に綴っていきたいと思います。

*ブログ更新はインスタグラム
お知らせ致します。











"週に1時間勉強するよりも
毎日10分ずつでも勉強したほうが
語学習得には有効"

との教えを胸に

日々の隙間時間を見つけて
平日に少しでも勉強時間を確保
できるように計画を見直しました。


朝の身支度や通勤時にリスニング、
出勤前にカフェに立ち寄れる日は
授業の予習・復習など。


リスニングはSNSで評判だった
'Le journal on français facile' 
という10分間にまとめられたニュースをポッドキャストで身支度しながら聴いています。

10分なので割と集中して聴くことができて気に入っています。

HPにはスクリプトもありますが、私はリスニングのみに使用。

ポッドキャストには他にもフランスの番組があるので、お好みを探してみてはいかがでしょうか?

ちなみに私は
FRANCE24の ‘C’est en France’も好みで、気になるテーマを保存して繰り返し視聴しています。


又、'TV5 Monde apprendre le français' は先生イチオシで聴き始めました。

興味のあるテーマを選べるのがいいです。A1からB2とレベル別に設定ができます。

問題形式で難しい単語もありますが、わからない単語があっても聴き進めて、何を言っているのかを予想する訓練にいいです。

スクリプトは一番最後に見るようにしています。こちらを通勤時間に。


細切れ時間をあなどるなかれ。
''ちりも積もれば" 


'Studyplus' というアプリに日々勉強内容と時間を記録をして、状況を把握しています。試験日のカウントダウンもできるのが◎ 

実際の勉強時間を客観的に見ることができて、計画を見直す際にも役に立ちます。


実はDELFに向けて勉強を開始した途端、仕事が猛烈に忙しくなってしまい、日々の勉強時間を確保できない時期が半年以上続きました。

それでもDELF受験への意思は固く、
1日10分でも隙間時間を見つけては勉強を続けていました。

Studyplusを見返しては、やるぞ!と原動力になりました。激務を乗り越えられたのはDELF(フランス語)のおかげとさえ思えるほど。それほど私はフランスに興味があり、情熱を傾けているということ再確認。

コロナ禍のレッスンは対面からオンラインへ切り替え。人にもよると思いますが、私は激務の中で睡眠時間の確保が必須でしたので、オンラインがとても好都合でした。


口頭試験対策を中心として、過去問を題材に実践してはアドバイスをもらい、何度も復習して何も見なくても言葉が出てくるようになるまでできるのが理想と思います。

実際はその通りに言えなくても、積み重ねの練習で、瞬時に他の言い方に置き換えて言うことができるようになっていきます。火事場の馬鹿力といいますか…(体験談)



口頭試験は3種類。

1.自己紹介(2〜3分)

2.試験管とシュミレーション会話の
やりとり(3〜4分)

3.プレゼンテーション(5〜7分)
事前に10分の準備時間あり

どれも沈黙が一番減点の対象になるそうです。準備しておくに越したことはありません。

『自己紹介』

仏検2級の二次面接の準備がそのまま使えます。

名前、住んでいる場所、
職業は詳しめに。

その後試験管から

家族、休暇、趣味についてや
フランス語を勉強する理由、将来について等、2つほどを質問されるので
事前に回答を準備しておくと安心。


準備したことが聞かれなくても、フランスにいるつもりで即興でやるしかないのですが。

2〜3分はあっという間なので
意外といけます!


『試験管とのシュミレーション会話のやりとり』

過去問を題材にして先生と実践。
ブティックで返品など、店員さんとのやりとりの内容がリアルなので、まるでフランスにいるかのよう!

ここでも沈黙は減点になるので、分からなかったら「分かりません」

聞こえなかったら「もう一度お願いします」等ととにかく口に出すことが大切だそうです。

フランスでどのように対応できるかを見る試験なので、文法も大事ですが口頭でどこまで応対したかを見られているようです。


『プレゼンテーション』

テーマについて、3分ほど論理的に
述べる試験。

論理的というのは、フランスでは小学生の頃から習うプレゼンテーションの型。

日本では受け身の授業だったので
ロジカルに述べること自体が初体験で私にとっては新鮮でした。

日本語でもなかなか意見を述べる機会は少なく、それをフランス語で論理的にというのは私にとっては難易度が高かったです。

先ずは以下の構成を日本語でざっくり書き出します。

◻︎Position
問いに対して、賛成か反対か
自分の立場を決めます。

◻︎Argumentation
賛成又は反対意見に対する論拠付けを
3つほどリストアップ。

◻︎Conclusion
賛成又は反対意見に対して
結論を述べます。


次にフランス語で作文して書き出します。タイマーで測って3分くらいの発表量になるように書いていきます。

作文を先生に添削してもらったら文章を暗唱。暗唱もタイマーで3分測りながらやるといいと思います。

授業で発表して、先生から3〜4分の質疑応答を試験さながらに受けます。

そして先生からアドバイスとフィードバックをもらう、というのを繰り返していきました。
始めは作文を3時間掛けてやっていました。試験では準備10分しかないのにどうしよう…と途方に暮れていました。

何度か繰り返すうちに、作文は1時間に短縮できるようになりましたが、10分にはほど遠い。


それでも試験を受けてみました。
その③では、実際に試験を受けてみた感想をつづってみたいと思います。
(次回更新までお待ちくださいね)


Instagram @bonpolague7 では
フランス語学習を記録しています。
仏検2級合格の余韻に浸っていた2020年2月、世の中の状況が徐々に変わり始める。生まれて初めて体験するwith コロナ時代。

感染を防ぐためにstay homeが推奨され、家に居る時間が増え、人と会う機会が減る一方で自分と向き合う時間が圧倒的に増えました。

仏検2級取得を機に転職を検討していたところ、次第に雲行きあやしい状況となり…。一旦現状維持のまま、ウイルスが終息するまでの間に出来ることをやろう!と気持ちを切り替え始めました。

そこで以前から興味があったDELFというフランス語の試験を受験してみようと思い立つに至ります。

DELFの準備をすることでより実践的なフランス語が身につくとのことで、フランス人の先生からは仏検よりもDELFを勧められていたことを思い出しました。

試験の説明など、全てフランス語なので多少不安があったけれど(詳しくは語学学習いろいろ前編 をご覧下さい)
フランス旅行に行ったつもりでやってみよう!という好奇心で準備に取り掛かり始めます。

この選択が、この後に巻き起こる怒涛の日々の中で一筋の光となるとは、
そのときの私には知るよしもないのですが。
【DELFとは】
フランス国民教育省が認定した唯一の公式フランス語資格(ディプロム)で、一度取得すれば無期限有効です。自分の フランス語の能力や知識を証明書として形にすることができます。

より

B1は中級程度。よく仏検2級と同等のくくりにされているので、私は単純にB1受験を選択。

DELF(A1, A2, B1, B2)
DALF(C1, C2)の全6レベル。
DELFは仏検のように普通の本屋さんで試験対策問題集が売られてません。

既に受験された方のブログを参考に、まずは一冊の対策本、2016年出版の『100% réussite le DELF B1』を購入してみました。

*2020年よりCO(聴解)の筆記部分が選択式になる等、徐々に問題形式が変更される模様。こちらの対策本も2021年に新たに出版されたので、これから受験される方はAmazonで検索してみてくださいね。
全てフランス語で書かれています。
先ずは買って満足の図。
試験内容は、

CO(聴解…Compréhension de l’oral)
CE(読解…Compréhension des écrits)
PE(文書作成…Production écrite)
PO(口頭表現…Production orale)

の4つ。

DELFは各25点ずつの配分で、100点満点中50点以上で合格。(各分野、最低5点は取得が必要。)

試験時間はトータルで2時間20分。

筆記 1時間55分
CO 25分、CE 45分、PE 45分

口頭 35分
パート3の準備 10分
面接 約15分 


とかなり長丁場になります。

さて、テキストを手に入れたはいいものの、どこから手をつけていいのやら…

先生にアドバイスを受けて、過去問を解いてみることに。

過去問は
から閲覧できます。

実際に解いてみることで、冷静になれました。聴解、読解は対策本を使って自分で進めていけると判断。

文書作成と口頭表現は添削が必要なので、オンラインレッスンでお願いしました。
全体像を見渡して、いざ実践へ。
その②では実際に準備したことをご紹介していきます。
Instagram @bonpolague7 では
フランス語学習を記録しています。
何年かフランス語を学習しているとふと頭によぎる検定試験、実用フランス語実務検定。通称仏検。

なかでも2級は中級学習者にとってはひとつの山場となる。なぜなら2級から難易度がグッと上がり、合格率は一気に低くなるから。準2級との差がありすぎて、戸惑いを経験された方も多いはず。
検定試験はあくまでバロメーター的役割と意識していて。テストのための勉強が大嫌いで、それだけを目的にしたくはなかった。

だから日頃楽しく学習した結果、何気なく受かるのを理想としていたのですが。

しかし現実はそんなに甘くはなく、当たり前だと突っ込まれそうですが何気になんて受からないものです。不合格の通知を受け取ること6回。対策講座を受講するも手答えがなく、私にとっては遠い存在となってしまっていました。
フランス語のやる気もなくなり数年放置状態。それからやる気巻き返しの5年間を経て(詳しく知りたい方は 語学学習いろいろ後編をご覧ください)とうとう仏検2級合格にたどり着きました。しかも理想としていた "日頃楽しく学習した結果、何気なく受かる"という流れで! ここまでに約10年。
合格通知書に書かれていた嬉しいメッセージ。何度も読み返しました😭
授業で半年ほど、ある映画の原作について読解・音読を徹底的にやったのが、私にとってはターニングポイントとなりました。

このときから文章を読む際に細かく品詞を意識するクセがつき、今に至ります。

これを機に、もっと色々な文章を読んでみたい!と思うようになり、そういえば…と放置していた仏検2級の問題集を手に取りました。

すると、意外にも内容が面白くてハマってしまい(自分でもこうなるとは信じられなかったですが)流れで受験してみました。

一次筆記試験、二次面接と大変お世話になった問題集。



実は試験当日も読むのが楽しく、点が取れたのはほぼ長文読解でした。
好奇心から楽しんでやっていた日々のフランス語学習が、検定試験に良い結果として反映することもあるのだなぁとなんとも嬉しい感覚です。

語学学習は日々の積み重ねですので、いろんな要素が重なった結果と思います。

現在はDELF B1受験を目指していますが、こちらはテストのための勉強が必要なので、理想など悠長なことは言ってはいられない状況です。

それでもこの体験が楽しい気持ちをまた思い出させてくれて、乗り越えていけそうな気がします。

Instagram @bonpolague7 では
フランス語学習を記録しています。
せっかくエッフェル塔の近くに滞在しているのだから、ぶらっと散歩してみよう。

お店を調べてから行くのもいいけれど、暮らすように旅する今回は
気の向くままに歩いてみたい。

旅案内本によく紹介されている
サン・ドミニック通り(Rue Saint Domimique)に行くことだけを決めて
出発。

天気が良く、陽が当たるとポカポカして、絶好の散歩日和。

まずは滞在先からエッフェル塔を目指して歩きます。
途中、素敵な建物に釘付け。
写真を撮りながらのんびりと
歩きます。

寄り道は時間に余裕があるからこその
特権。気になったら立ち止まりを繰り返して、なかなか先に進みませんが、それが楽しい!
次第にエッフェル塔の天辺が見えてきてワクワク。
もうちょい。
やっぱりいつ観てもうれしい (ˊᵕˋ)

さすが'鉄の貴婦人'と言われるだけあって、レースの繊細さがエレガント。
エッフェル塔の麓に広がるジャンドマルス公園はのんびりとくつろげる
憩いの場。

日向ぼっこしながら、秋のパリをたっぷりと鑑賞するのもいい。
公園をあとにすると沢山のお店が並ぶサン・ドミニック通り
(Rue de Saint Dominique)
が見えてきました。

グルメ通に知られるレストラン、カフェ、スイーツのお店やパン屋さんが通りの両側にあり、目移りしてしまうほど。
カラフルなマカロンでできたエッフェル塔がショーウィンドウに飾られていたお店「グレゴリー・ルナール」
(Grégory Renard)
有名シェフのお店「レ・ココット」
(Les Cocottes)はお昼過ぎでしたがかなりの賑わいでした。外目から見ても人気の高さが伺えます。

お店の名前である「ココット」はフランス語で鍋の意味。その名前の通り、鍋料理が味わえます。
特徴的な建物を発見。
中庭へと続いていました。

照明がお洒落。 
まるで一枚の絵画のような風景に
見入ってしまいます。
さて、お腹も空いてきたところで
「ビストロ・サン・ドミニック」
(Bistro Saint-Dominique)で 
昼食を。
愛想の良い店員さんにご挨拶。
螺旋階段を上がったお二階の部屋へ
通されます。
わぁ、なんて素敵なインテリア。
柔らかなピンクの壁紙にランプの光が部屋を照らして。

こじんまりとして暖かな空間は
大切な人たちとの会話が進みます。
サーモンのソテーにインゲンのバター炒めがたっぷり。

辛口白ワインは
お魚との相性バツグン!でした。
デザートとコーヒーも忘れずに。
本場のキャラメルブリュレを。

すっかりランチを満喫したところで
散歩の続きです。
外観が好みなパン屋さん。
クロワッサンとキッシュにジュースの
お得なランチセットがありました。

家の近くにあったら毎日買いに来てしまうな…と楽しい妄想が膨らみます。

大きなシャンデリアが一際目立っていたスウィーツのお店。

ショーウィンドウにはきれいに積まれた沢山のメレンゲが。

可愛らしいBarを見つけました。
マダムたちと一匹のチワワ。
テラス席でのんびりと
くつろぎタイム。 

思わず立ち寄りたくなってしまう
こじんまりとした優しい雰囲気の
お店。
ひと通り歩いたところで
セーヌ河方面へ。
お昼寝中のワンちゃんを発見。
スヤスヤ。。
住宅街に入りました。
パリは建物が本当に素敵。
ピンクのバラとマッチしています。
お散歩中のマダムと娘さん。
ワンちゃんも家族に合わせて
のんびりペース。
更に真っ直ぐに進むと
セーヌ河が見えてきました。

ベンチに座って日向ぼっこ。
とにかく気持ちいい〜!
遊覧船と青い空を観ながら
心を空っぽに。
向こう岸と結ぶ橋 Pont de l'Alma
(アルマ橋)には、故ダイアナ元王妃を偲んで、'自由の炎'と称される大きなモニュメントが。
RERやメトロの駅、バトームッシュ乗船所がこの近くにあるので、
ここまで来れば次の移動にも便利。

エッフェル塔から巡るお散歩コースの
ご紹介でした。
2020年元旦。
忙しさからようやく抜け出して
映画館へ。

たまたま観た映画がこんなにも
心を捉えるなんて、なかなかないので

一体何に心を掴まれたのか
深掘りしてみました。

映画の見え方は人それぞれで、
その意見を交わすことが面白い。

そのうちの一つとして捉えていただけたらと思います。

1975年に公開された映画
アニエス・ヴァルダ(Agnès VARDA)監督の『ダゲール街の人々』
(原題 Daguerréotypes)を観賞。


パリ14区の下町 'ダゲール通り' の
ささやかな日常風景が切り取られた
ドキュメンタリーは、当時のフイルムの色や質感と相まって、ホッと肩の力が抜けた。


70年代パリの暮らし。徐々にそのゆったりとしたペースに、心身ともに居心地が良くなっていった。


こんなにも落ち着くのは
いつ振りだろう?

ダゲール通りに連なる商店で展開されるそれぞれの人生。


地方の小さな村出身の方々が多く、様々な出会いと経緯で辿り着いた
パリ。彼らの生活は決して華やかではなく、とても素朴。


だけれども、各々がささやかな幸せを大切に感じ、身近な人を想いあって生きている様がとても幸せそう。


彼らの心からの笑顔が
映画を見終わった今でも
心に鮮烈な印象を残している。

自分自身の選んだ道を歩むこと、
お役目を全うする姿からは
充実感さえ感じる。


ひっそりとした暮らしだけれども
生活に埋もれた小さな宝物を見つけて楽しんでいる、その力みのない軽やかさにも魅力を感じる。


そんなささやかな生活をそっと包み込むことができる社会。その余白の部分にもグッと引き込まれる。


多くの情報を取り入れ過ぎてしまうためからか、人と比べて自分は…と落ち込んでみたり。


更には効率・スピード重視とされ、
自分を見失いがちな私たち現代人からは、彼らの人間らしい地に足のついた生き方が輝いてみえるのだろう。
気持ちの良い秋晴れの一日
都内にある閑静なスタジオで

『パリスタイル』という同じテーマを掲げて活動されている

カリグラファーのSawaさんと
フローリストのHiromiさんの
コラボレッスンに参加してきました。


テーマは  "Noël (ノエル)"
ノエルとはフランス語でクリスマス
のこと。

お花とカリグラフィーで
クリスマスを演出✨ 

高揚感のある作品に仕上がりそうで
スタートの時点から楽しみで
なりません!
ところで
『パリスタイル』って
どんなスタイルだと思いますか?


パリ由来のお花?書体?
又は技術?

それも充分な要素と思いますが
お二人のお話からは

" 自分の心地良さを探して

自分の個性を生かすこと "


フランス文学、お花、 
カリグラフィー、スウィーツ
などに自由な発想が生かされている
という共通点があることから


『パリスタイル』と呼んでいる
のだそう。 なるほど!


お二人の生き方にも、そんな
『パリスタイル』が随所に生かされていて、正にパリジェンヌ。


(パリジェンヌ的な生き方については
こちらの記事も参考にしてみて
くださいね。)
 
左からHiromiさん、Sawaさん

Hiromiさんは福岡『ル マニョリア』のフローリスト。

Sawaさんはカリグラフィの先生。
現在パリに在住されています。
前半、カリグラフィーレッスンでは
テーマ Noël (ノエル)に合わせた
フレーズ 

"Le Magic de Noël "
(ノエルの魔法)

をクリスマスカードに書いて
いきます。


1700年代後半から1800年代前半に
フランスで書かれていた書体、

なかでもSawaさんがインスピレーションを受けた書体の中から二つをピックアップして

美しい世界観をクリスマスカードに
表現していきます。


一枚の紙の上で、二つの書体の良さが生きるフレーズを選び

パリスタイルのクリスマスの世界を
楽しむために作られた、Sawaさんの
オリジナルのレッスンです。

お手本。

伸びやかな流れのフレンチ草書と
キリッと引き締まったブリゼ体との
バランスが美しい!

『フレンチ草書』はフランスのロンド体と、日本の草書体の流れや感覚が似ていることから、日本の生徒さんに分かりやすいようにSawaさんが命名された造語だそう。

フランスと日本の書体の融合、
興味深いですね!

レッスンでは、テキストで書き順をなぞりながら練習したり、本番も下書きがあるので、初心者でも安心して参加できるのが嬉しいところ。
ヴィンテージの鋳型スタンプで型押しされたシーリングや文字が、トラディショナルな雰囲気を醸し出しているところがお洒落なオリジナルテキスト。

小物合わせもカリグラフィーの楽しいところなのですね。
まずはペン軸をペンの先に
差込みます。
ゴールドのパウダーインクを
たっぷりめの水で溶いて準備完了。
筆にたっぷりのインクを含ませたら
ペン先においていきます。

Sawaさんによる
デモンストレーション。

書き込む音も、カリグラフィー特有。
カリカリッ、サーッという音とともに
流れるような文字。

ペン先に圧力をかけると文字は太くなり、緩めると細くなります。

紙にペンを当てて線を引きながら
どのような文字を書きたいかによって調整していきます。

心地よい集中力が
心をシンと静まり返らせてくれます。
テキストのお手本をなぞって
練習していきます。

Sawaさんからのアドバイスは…

◎ 姿勢を正して座る

◎ 細かいところはちゃんと
とめることが大事

◎ カーブのところはとめずに
一気に書く

◎ インクが余白にとんでしまったら
乾くまで待ってから、カッターで削る

参考にしてみてくださいね。
カリグラフィーレッスン二回目でしたが、練習を終えて本番まで約一時間ほどで作品を書き上げることができました!

濃いブルーの中に浮かびあがる
ゴールドの文字にウットリ。

仕上げは、カードの枠を筆を使って
ゴールドで色付けして完成です。

枠を塗るときは、上から下へ
筆を滑らせましょう。
お次は…

Hiromiさんのキャンドルを使った
クリスマスアレンジのレッスン


Hiromiさんのブーケアレンジは
ファッションでいう色や素材合わせと同様に、色と花材の組み合わせが
とってもオシャレ✨


パリ滞在中に見かけたパリジャンの
ベージュの着こなしが印象深く、参考にしているというお土産話をうかがいながら、レッスンの説明が始まりました。
花材は

○ 檜葉
○ グリーンアイス
○ アイビー
○ 檜の実付き
○ リシアンサス(トルコキキョウ)
○ グロリオサ

グロリオサ、なかでも白は大変希少なお花なのだそう。
キャンドルはフランス老舗のメーカーシール トゥルードン(CIRE TRUDON)

フランス、ルイ14世国王の時代から
王室御用達だったとか。

ブラウン、オリーブ、ベージュ、
マロンとどの色も素敵です。
まずは花材を適当な長さに切り分けていきます。5cm, 10cm, 15cmなど
ランダムに。

葉の先などは長めに切ってラインを出します。Yの字の部分は淵で切りましょう。
作りたい大きさをおおまかにイメージしたら、キャンドル下のオアシスに、見せたくない部分を隠すように花材を挿していきます。

摘んできたそのままの状態を表現したいので、大げさなくらい高低差を出して動きをつけます。

以下、Hiromiさんからのアドバイスを
ご参考にしてみてくださいね。

◎ 大きめのものは下の方に、そして
深めに挿しましょう

◎ 団子状にならないように
同じ高さに揃えないようにしましょう

◎ 近づかないと見えないような奥行きをつけると、リッチ感がでます

一気にクリスマスっぽくなって
きました!

教室中に植物の香りが広がって
ちょっとした森林浴に。

手に伝わる植物の感触に
とても癒されました。
カリグラフィーレッスンで書いた
カードと合わせて完成です!

カリグラフィーとお花って
本当に相性が良くて惚れ惚れ。。
沢山の作品が並ぶとパーティ会場の
ような華やかな雰囲気ですね。

作品を前にして、幸せなレッスン時間の余韻に浸りながら、皆さんとティータイム。 

フランスで購入された、フランボワーズやダマスローズなど数種類がブレンドされたハーブティーやお菓子をいただきながら和やかな歓談のひととき。

SawaさんとHiromiさんのパリでのお話やそれぞれの活動、自分に集中する姿勢など、皆さん興味深々でした。


後日、早速ロウソクに火をつけて
クリスマス気分を味わいました。

お花は一週間ほど持ちますが、
ドライフラワーにしても、他にお花を買い足しても楽しめますよ。


数えきれないほどのステキなロケーションをもつパリ。

何度か通うにつれて、お気に入りの定番スポットを訪れることも楽しみの一つに。

パリの景色は、それほど移り変わりが激しくはないので、以前味わった感動を再び味わえる可能性は高い。

変わらない景色を前に、月日を経た
自身の心境の変化を敏感に感じとることができるのもまた面白い。


メトロ7号線
Pont Marie(ポン マリ)駅。

パリに来たら立ち寄らずにはいられない、今ではすっかり定番スポット。

といっても初めは、「地球の歩き方」で紹介されていた、美味しいアイスクリーム屋さんの『Berthillon (ベルティヨン)』を訪れるのが目的だったのだけど。

(今でもアイスクリームを食べに行く目的も兼ねてます!)


旅の途中、ここに来ると慣れない土地での緊張がほぐれてホッと一息。

パリの風を、めいいっぱい吸い込みに!
駅を出て、横断歩道を渡ると見えてくるマリー橋。

橋を渡る前に、ブキニスト
(Bouquiniste)と呼ばれるセーヌ河岸の古本屋さんを探索。


往年の有名俳優が表紙の冊子や、昔のポップな可愛らしいイラストを眺めながら散歩。
閉店時は緑色の外枠が箱のように閉まり、鍵が掛かった状態で河岸に並んでいます。

ブキニストの営業時間は特に決まっていないようです。

さて、お目当てのマリー橋へ。

マリー橋は、パリのセーヌ川に架かる橋(アーチ橋)である。パリ4区内のサン=ルイ島とオテル・ド・ヴィル通り(フランス語版)(市庁舎通り)を結んでいる。1635年に完成したパリで最も古い橋の一つで、1887年2月10日、歴史的記念建物(フランス語版)に指定された。
ウィキペディアより抜粋

このマリー橋からの景色が
最高なのです!
見渡す限りのセーヌ河。
優雅に、ザップン ザップンと進む
遊覧船を見送ります。

見上げると、パリらしい青い屋根と
白いお城のような家々が綺麗に整列。
河岸に小さな船を見つけました。
ペニッシュ(péniche)と呼ばれる
貨物運搬用の川船を改装したオシャレなレストラン。

天気のいい日にゆったりと過ごせそうです
橋を渡って、サン・ルイ島
(Île St-Louis)へ。
サン・ルイ島はお隣にあるシテ島
( Île de la Cité )とともに
パリ発祥の地。


この地を中心に、外側へとパリは広がっていきました。
道の両側には、目移りしてしまうほど可愛らしい外観のお店が点在しています。
色鮮やかなパリのお花屋さん。

お気に入りのお花を見つけたら
部屋に飾って楽しむのもいいですね〜

まるで、パリに暮らしているよう!


 

BIOのパン屋さんを発見!

ここで見つけたココナッツケーキが
美味しくて、日本へのお土産に購入しました。


こちらのお店は珍しく、アイスコーヒーが売られていました。しかもBIO。

(フランスではなかなかアイスコーヒーが売られていません。どうしても飲みたい場合は、スターバックスに駆け込んでいました。)

その他にも、パンと飲み物のお得なセットメニューもあり、ランチにも良さそう。
美味しいアイスクリーム屋さんと呼ばれる「ベルティヨン」へ。

テイクアウトのレジにはいつも行列ができています。並んでいる間に何を食べようかと考えて。。
ピスタチオは毎度捨てがたいけど、
コーヒーを選びました。

味がしっかりとしていて美味しい! 

日差しが強くて少し暑かったので、アイスクリームで体温を下げます。


ベルティヨンはサロン・ド・テ(Salon de thé )もあり、別メニューのかなり凝ったデザートを楽しむことができます。

イチゴをたっぷり使ったアイスクリームなど、次回のお楽しみにとっておきました。

ベルティヨンのHPでは、サン・ルイ島の景色と合わせて、ベルティヨンについての詳しいリポートが動画で紹介されています。

(フランス語です)
雰囲気良さそうなクレープ屋さんにおいとま。

一人で来たら、絶対この席がいい〜!
物思いにふけったり、ホッとリラックスできる空間。

目の前にはプチホテルが。
この通りを満喫するのにうってつけ。
是非泊まってみたいと夢は広がります。。

フランスでコーヒーを頼むと、オマケでチョコレートをつけてくれるところが嬉しい♡


左側のコップが可愛らしくて、記念にお持ち帰りしたかったけど、残念ながら非売品でした。
さっ、ひと休みしたところで散歩再開。

フランスの窓枠とお花の組み合わせに目を奪われたり。

通りの名前が書かれた看板とのマッチングにため息。。絵になりますね。

写真好きにはたまらないです。
ランプの灯りが幻想的なお店を発見。

フランスはランプ使いがお見事。

夜はいくつか使い分けると
インテリアがより一層映えます。
お散歩中のワンちゃんに和んでいると、パッカパッカ♫と音が。

もしかして、もしかする??
なんと警官が馬に乗ってパトロール。
まるでおとぎ話の世界にいるよう。

平和な心地よい時間がゆ〜っくりと流れていました。
目立った観光地ではないけれど
パリに来るともう一度訪れたい、
そんなとっておきの場所。


またあの場所に行ける!と思うだけで
胸が高鳴る✨ 何度か通ううちにできたそんなとっておきのパリでした。

旅行に行くと決まったら、沢山のガイドブックや口コミ情報をもとに、プランを練る方は多いでしょう。

旅の日程をあれこれ思い巡らせる時間のなんとシアワセなことか。

行きたいところをピックアップして目的地にたどり着くのも楽しいけれど、

もし時間に余裕をもつことができたら
こんな方法も試してみてほしい。
それは…
感覚で選んでみること!

教えてくれたフラワーアレンジメントとフレンチカリグラフィーレッスンでの教訓を実践に移すチャンス。


情報量が多過ぎて、普段自分の好きな感覚を見過ごしてしまっている方には

その感覚を取り戻すいい機会かもしれません。

ガイドブックから探すときも
'人気があるから' ではなく

'私はこのお店の雰囲気が気になるからここに行ってみたい!' という風にしてみます。
リサーチした人気のお店のメニューを食べたときのこと。

行列のできるほど人気なのに
私は美味しいと感じませんでした。

それよりも散歩がてら見つけた好みのお店の方が、私には断然しっくりきたのです。

その経験から、現地で自分好みのお店を見つける方が、数倍いいな!と実感したのです。
こんなこともありました。

久々にパリで再会する友人とお茶する場所を選ぼうと

小洒落た良さげなカフェを見かけて、ここにしようかな…とぼんやり思っていたところ。

カフェの様子を観察していると、店員さんの様子が気になり始めました。

綺麗な格好をしているのですが、醸し出す雰囲気がなんだかどんよりしていたのです。

たずねごとがあり、話しかけてみても淡々としていてビジネスライクな感じ。

さすがにこのお店でお茶することは避けました。


代わりに友人がいつも立ち寄る小さなカフェでお茶することに。

なんてことのない、普通のお店でしたが、店員のおじいさん二人組がとっても明るくて楽しい雰囲気。

観光客の私たちにもニコニコ顔で話しかけてくれました。

友人との写真をお願いすると、快く引き受けてくださり、携帯カメラを楽しそうに手にして、撮影してくれました。


失敗した写真もご愛嬌。
私たちも楽しい再会の時間を過ごすことができました。


お店を選ぶ際に、自分の好きな雰囲気や、店員さんの様子から選ぶというやり方はとても面白い試みですので、是非試してみてくださいね。
パリに朝食専門店があると知って
ずっと行ってみたかった
『CLAUS(クラウス)』

人気のお店ということで、パリ到着早々、勇気を出して電話予約。

始めはあらかじめ用意したメモを見ながらフランス語でチャレンジしましたが、希望していた曜日がいっぱいとのこと。あたふたしているうちに曜日の単語が抜け落ち、頭の中が真っ白に!

店員さんがすぐさま英語に切り替えてくれたので、なんとか無事に予約完了。

(クレジットカードに付帯の海外サポートデスクに予約してもらうという方法もあります。若しくはお店に直接行って空き時間を確認するなど。)

楽しみにしていた当日を迎えて、
ちょっと早めに起きて
ウキウキとお店へ向かいました。
向かうのは、クラウスのサン・ジェルマン・デプレ店。

メトロ4号線の Mabillon下車。
駅から徒歩5分ほどのところに
お店はあります。
天気が良く気持ちのいい朝。
可愛らしいプチホテルを通り過ぎると
真正面にお店が見えてきました。
白い外観が、店内の素敵なインテリアを一層強調させていました。
「クラウス」はパリ・モード業界で活躍されていたドイツ人のクラウスさんがオーナーのお店。

ドイツではしっかりと朝食を食べる習慣があるけれど、パリではわりとあっさり目なメニューに物足りなさを感じていたそう。

そこで、パリでも充実した朝食を食べたい!との思いでお店をオープンさせたのでした。

店内にはファッション誌が並べられていたり、スタイリッシュなインテリア。ファッション業界で働く人も打ち合わせなどで多く通うとのこと。
9:00am
なんと一番乗りで到着。

予約しなくても大丈夫そう??
と思ったのですが、その後続々とお客さんが入り席が埋まり始めました。
一応予約はしておいたほうが良さそうです。
メニューには、セットとアラカルトがあり、今回は自分へのご褒美も兼ねて
「Le Saint Germain(サン・ジェルマン)」というセットメニューにしました。

レモン水で喉を潤していると
ホットコーヒーとともに、美味しそうなスコーンが運ばれてきました。

ホットドリンクは、コーヒー・紅茶またはホットチョコレートから選ぶことができます。
出来立てのスコーンは外はサクサク、中は柔らかくて最高!
クローテッドクリームとイチゴジャムを付けて食べるとまろやかな味わいに。温かいうちにどうぞ。
ジュースはオレンジ、デトックス、ビタミンの3種類から選びます。

私はデトックスをチョイス。

リンゴ、洋梨、マンゴー、ほうれん草
キュウリ、ココナッツミルク
スピルリナ、オレンジジュース
グレープフルーツジュース入り。
豪華!


苦味はなく、とても飲みやすくなっています。気分がシャキッと爽快に。
続いてポーチドエッグにアボカドペーストやルッコラ、生ハムが、ノルディックブレッドといってナッツや穀物が入った栄養バツグンのパンの上にのった食べ応えのある一皿。

パリの朝の静けさを味わいながら
おいしさを噛みしめるひととき…

デザートは、たっぷりのチアシードにバナナとナッツが。意外と軽めで食べやすい!

全体的に健康的な朝食。旅行で不足しがちな栄養素を補えます。
まだまだ試してみたいパンやケーキも。こちらは次回のお楽しみ。
明日の朝食用にお持ち帰りしても
いいですね。
クラウスはこちらのサン・ジェルマン・デプレ店の他に、パレ・ロワイヤル店も。滞在先に合わせて、パリでの朝食をクラウスで楽しんでみませんか?
Claus Saint-Germain-Des-Pres
Tel +33 1 55 26 95 10
月〜金曜 8:00〜17:00
土日祝 9:30〜17:00
パリはとても
見どころが多くて

ついスケジュールが
埋まりがち。

そんな観光モードを
たまにはお休みして

ゆったりとパリを
過ごしてみたい。

まさに

'暮らすように旅する'

を体験してみようと
思いたちました。
旅は
「非日常」
を味わうもの。

繰り返しの毎日から
抜け出して

異国の地で
普段見ることのない
景色に出会い

新たな刺激を受ける
ことこそ

旅の醍醐味。


今回の旅は
それとは真逆。

普段通りに
自分のペースで
過ごしてみる。

普段着のパリジャンや
パリジェンヌを
垣間見て

肩の力を抜いて
大好きなパリに
身を委ねてみる。

パリが
「憧れ」
ではなく

「日常」
だったら?

って

想像しただけで

ムフフ。

まずは
滞在方法を検討。

アパルトマンを借りて
滞在するって

'暮らし'
を体験できそうで
いいな

って思って

''パリ 短期アパート" 

と検索すると
様々な会社がヒット。

私が選んだのは 
さん。

「私のパリの家」 
という意味。

なんだか
しょっぱなから
ワクワク。


パリは山手線内
ほどの広さ。 

ルーブル美術館のある
中心地の1区から

時計回りに20区まで
分けられる。

それぞれのエリアに
特徴があるので 

色々と試してみて
自分に合った地域を
探すのもオススメ。

今回は
パリが初めての友人
と一緒なので

パリと言えば
王道の

エッフェル塔付近
を選んでみた。

場所は15区。

一般市民の住む
エリアなので

より生活に密着して
過ごせそう。

パリ シェ モアさんは
日本人スタッフの方が
運営されているので

フランス語に
不安のある方でも

安心して
手続きすること
ができる。

予定していたので

花瓶をお願いしてみると
快く用意してくださった。
空港から徐々に近づく
第二の我が家。

可愛らしいドアの前で
到着。

赤い扉がオシャレ。

これからここに住むんだぁ
と期待が膨らむ。
なんとも素敵な
エントランス✨

はやる気持ちが
抑えきれない!
部屋で待ち合わせていた
担当の方から

家電製品の使い方
鍵の掛け方
ゴミの捨て方
滞在中の注意事項
緊急連絡先


などの説明を
ひと通り受けて。


部屋に備えつけの
電話からは
インターネットを介して

日本へ直接電話ができる
ところも有難い。
ゴミは
燃えるゴミ
燃えないゴミ
ペットボトル

と分別。


'暮らす' ので
この辺のことも

きっちりと
把握しておきます。
ゴミ捨て場に
咲いていた

可愛らしい
ピンク色のバラに

旅の疲れを
癒されつつ。
ホッと一息ついたら
さっそくお家周辺を
探索開始!
徒歩1分のところに
ビオのスーパーマーケット。

ぐるっと回れば

パン屋さんや
お惣菜屋さん
カフェ

などと
とても便利な
立地でした。
人気のパン屋さん 
Poilane(ポワラーヌ)
を発見。

18年振りでしたが
ロゴが変わっていました。

店員さんの雰囲気が
お店のイメージのように

ほんわか
やわらかく

つられて笑顔に。

朝食用に
クロワッサンと
フラン

お土産に
クッキーを購入。
お散歩がてら
美味しそうな
フルーツを発見。

店頭のマスカット
に惹かれて

一房お持ち帰り。

かなりの量で
毎日食卓に
並ぶことに。
朝は
遅く起きても
よし。

お部屋でのんびりと
好きな音楽をかけながら
朝食を取ったり。

仕事に向かう
パリジャンやパリジェンヌを
窓から眺めたり。

子供たちを
学校へ見送る
お母さん。

公園で遊ぶ 
子供たち。

アトリエで
絵画を習う
マダム。

金曜日の夜は
日々のストレスから
解放されて

気の合う仲間や友人
恋人と過ごす人々で  
賑わうカフェ。

ご近所のスーパーでは
小銭が分からない
外国人に対して

店員さんが
支払いに必要な小銭を
数えてあげるという

優しいひと幕にも 
出会いました。


そんな風景を
横目に見ながら
過ごした日々は

ほんの少し
パリを身近に
感じることができた気が。

と同時に

リラックスした状態で
心静かに
自分を見つめ直す
時間に。
 

「よく眠ることもバカンスよ!」

南フランスで
マダムに教わった

大切なことを
思い出します。

日本に帰国した
ある日曜日の朝

朝食を食べながら

窓から見える空を
ボンヤリと
眺めていると

パリのお部屋から見えた
あの空と

つながっている

ふと感じることが。


そう、

短い間だったけれど

パリで過ごした

あの
なんでもない

ふんわりとした時間が

「あ、私大丈夫だ。」


心の奥深くに

自信と
落ち着きを

取り戻してくれる
のでした。
ダイエット中でも
健康に気を付けていても

たまには美味しいものを
たっぷり食べて満足感を得たい

そんな方にピッタリなお店を
見つけました。

その名も「ローズ ベーカリー」

ローズベーカリーは
ベーカリーといっても
パン屋ではなく

「ローズがベークした」

つまり手作りした
料理やお菓子を
並べるお店
ROSE BAKERY 
〜ABOUT US〜 より


その場所から得られる
フィーリング 

ノスタルジック
ナチュラルさ

を大切にしていて

食べものの味そのもの
を楽しむことがコンセプト。

ジム帰りに立ち寄った私の感覚に
間違いなかった。
 

運動した後って
すっかり軽くなった身体を
キープしたいなという気持ちが
少し強くなる気がする。

けれどもその反面
お腹が空いて

運動したのだから
食べてもいいよね?

という気持ちと 
いつの間にか葛藤している。

ローズベーカリーは
新鮮なお野菜や
身体に優しい材料を使った
数多くのケーキが揃っている。

だからか
心と身体のつながりが
感じられる満足感が

とても高かったのが
いいなと思った理由。
カウンターにずらっと並ぶ
野菜を中心としたお惣菜

からだに優しい素材でできたケーキや
オーガニックハーブティーたち
お店で使われているシンプルな食器やローズベーカリーのオリジナルグッズ

外の景色が一望できる
ガラス張り。

行き交う人々を
窓の外に眺めながらの
ホッと一息なランチタイム。

お客さんが続々と
席を埋めていきます。

食べたいものが沢山…
どれにしようかな…?
と迷っていると

店員さんがメニューを
とても詳しく説明してくれました。

米粉やトウモロコシの粉
を使ったケーキや
しっとり感が人気のケーキ

お店の看板となっている
キャロットケーキ

味も豊富で
レモンにピスタチオ
ジンジャーにキャラメル
など

全部食べてみたいと
好奇心をそそられますが

野菜三種の盛り合わせに
ケーキを一つと
コーヒーを選びました。

ケーキはフランスで新年のお祝いに
食べるという

ガレット・デ・ロワを。
(Galette des rois)
やってきました〜!
まずは目で色鮮やかさを
楽しみます。

キャロットラペ(Carottes râpées)
はフランスの家庭料理

細かくすりおろしたニンジンと
ビネガー、オリーブオイルを
混ぜ合わせたもの
濃いめのオーガニックコーヒーに
お好みでお湯を足して。

ローズベーカリーは
パリにもお店があるので

次回のフランス旅では
是非行ってみたいところ

美味しいものを食べたあとは
また頑張ろうと

すっかり前向きな気分になって
お店を後にしたのでした。


ローズベーカリー 丸の内
東京都千代田区丸の内2-1-1
明治安田生命ビル1F
TEL 03-3212-1715
Open 11:00am
Close 8:00pm