Le magnolia(ル マニョリア)の花とパリ〜フランス伝統色でブーケを束ねる〜

「フランス伝統色」で束ねるブーケ。 

あなたならどんな色をイメージする?
パリ旅行から帰国して1ヶ月。

日々の忙しさに埋もれてしまい
旅に出たあの初初しい記憶が
薄れ始めた頃、


このレッスンによって再び
パリの記憶が呼び起こされた。



植物やその色合いを通して
パリの記憶のカケラを拾い集める
作業。

フランスに行ったことがない方には
まだ見ぬフランスに想いを馳せて

イメージを膨らませる愉しさ
があるだろう。


フランス好きな方にはもちろん
お花に精通している方にも
とても興味深い。



お店の名前の「ル マニョリア」は
フランス語で「木蓮」の意味。


福岡にあるお花、エステティック、
ハーブを扱う2017年にオープンされた
外見と内面の両方からの
リラックスが叶うお店。


フローリストのヒロミさんを
知ったのは、インスタグラム。


パリへフラワーアレンジメントを
修得するための留学生活の様子や

フランスに対する熱い想いが 
つづられていて
とても共感していた。


インスタライブでブーケを束ねたり
ストーリーズにアップされる 

パリスタイルのお花や
センスのよいスタイリング写真は
見る人をハッとさせる。


レッスンは興味をくすぐられる
内容のものばかりで
いつか参加したいと思っていた。


そんなある日、
東京でもレッスンが開催されると
知って、すぐさま申し込んだ。

好奇心が勝ったとはこのこと。


ブーケを束ねるのはこれで3回目 
という超初心者の私。

新しいことは楽しい反面
不安がないわけではない。


ところがレッスンが始まると
その不安は何処へやら

ヒロミさんのおおらかな雰囲気と
丁寧な説明のおかげで

とてもリラックスして   
ブーケを束ねることができた。


今回参加された方は
ほぼ初心者。

きっと私のようにフランスが好きで
フランスの感覚に触れたくて

ヒロミさんのフランスへの想いが 
フラワーアレンジメントに表現されていることに共感して

初めてだけど思い切って参加された方が多いのでは?

と思っていたら、やはりそうだった。


だからなのか
同じ想いが共鳴した教室の居心地が
とても良かったのを覚えている。


まずはヒロミさんの
デモンストレーションから始まった。

'エルベフランソワ' 
というバラを中心としたブーケ。
名前が素敵✨
束ねる際の姿勢
お花の持ち方
スパイラルの組み方

などのアドバイスを受けます。
右利きの人は左手でお花を持って
最初はバラを4つほど真ん中に
集めて。
小花や枝を一本ずつ
左から右斜めにクロスして 
スパイラルを組んでいきます。

そうすることで
束ねた形が崩れにくくなる効果が。
Y字型になっている、
使いにくい枝ものは、先に入れていくといいとのこと。
'ヒペリカム紅葉'  を加えると
季節感がぐっと出ます。
バラの周りに配置された
黄緑色のまあるい形をした
 'フウセントウワタ' が

より柔らかな雰囲気を醸し出して
可愛らしい。
秋冬の季節感たっぷりの
品のあるブーケが
できあがりました♪

さて、次は私たちの番。

先生みたいに上手に束ねられるかなぁ。。と皆で不安気。

花材はこちらの
フランス伝統色の組み合わせ。
イブピアジェ
カラー
スイトピー
スカビオサ
へデラベリー
ヒペリカム紅葉
銀丸葉ユーカリ
イブピアジェはフランスのお花。
香りが上品な香水のよう。

うっとり夢見心地になるって 
このこと! 

シ・ア・ワ・セ ♡
いつまでも嗅いでいたい。

まずは種類ごとに
お花や葉っぱを分けて

次に余分な葉っぱを落としていく
"ネトワイエ" 

と呼ばれる作業を。


できあがりをイメージしながら
使う葉っぱは残すのがコツ。

イブピアジェを中心にして
カラーという特徴的なお花を
配置していきます。

(上の写真でいうと紫色の花が
カラーです。)


カラーは色が濃いので
配置するときにひとつの流れを作る
のがポイント。


バラとの高低差をつけて
リッチ感を出します。


スカビオサやスイトピーは 
折れやすいので、その後に
置いていきます。


最後にユーカリやヒペリカムの
葉物でぐるっとお花の周りを
一周させて

ヒロミさんに最終調整をしてもらい
完成です。


皆さんとても初心者とは思えない
出来映え!

と褒めていただきました♪

ヒロミさんが参加者一人一人の名前のアルファべットを書いてくださった

お洒落なカリグラフィーと
パリのポストカードを
一緒に並べて撮影。

このコラボレーションは 
なんとオリジナルで素敵
なんでしょう!

世界にひとつしかない
まるでアート作品のよう。
ブーケ完成の余韻に浸りながら
ホッとしているところに
ティータイム。
まろやかな香りのフレーバーティー
が教室中に広がります。

美味しいパリのクッキーを頬張って
皆さん笑顔に。

お茶とクッキーはいずれも
ヒロミさんがパリで購入されたもの。

まるでパリにいるような
夢見心地な空間に癒されました。

ブーケはしっかりと保水後に 
ラッピング。

こちらもヒロミさん手作りの
Merciカード。

カリグラフィーと刻印がオシャレ!

お花とカリグラフィーの
相性の良さを実感。
ブーケは持ち帰りやすいように
お花用の袋に入れていただき
お気遣いに感動✨
お家ではしばらくブーケを楽しみ
その後小分けにして家族の部屋へ。

イブピアジェの甘やかな香りとともに2週間ほど楽しませくれました。
ヒロミさんのレッスン情報は
インスタグラムでアップされるので
是非チェックしてみてくださいね。

雑誌「フローリスト」では表紙に。
店内の様子も詳しく取り上げられています。
福岡市中央区桜坂1丁目14-12
シスタス赤坂106
TEL: 092-732-7739
E-mail: info@lemagnolia.jp
エステ予約専用番号 070-5275-1566

私を再発見するフランス旅

大人になってから、新しいことを1から始めるって新鮮◡̈⋆ 少しずつ体験していった、フランス旅について綴っています。

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