Café de flore で、ひと休みを
パリと言えば、カフェ。
どのカフェも魅力的だけど、是非とも訪れてみたい歴史ある老舗のカフェ、カフェ・ド・フロール。
セーヌ川を挟んで右岸と左岸に分けられるパリ。左岸にあたる6区のサンジェルマン・デ・プレにカフェはあります。
リュクサンブール公園やパリ大学などもある地域。
駅を降りると見えてくる2つのカフェ。
ひとつは Les Deux Magots(レ・ドゥ・マゴ)
店内には、ふたつの中国人形が創業当時から飾られていて、お店の名前にもなっています。
もう片方が、お目当ての カフェ・ド・フロール (Cafe de Flore)
この2つ、どちらも 1950年代に、哲学者や作家たちに愛された文学カフェ。哲学論議に花をさかせていたとか。今でも、雑誌編集者や芸術家などの文化人たちが多く訪れます。
テーブルに敷かれた紙のイラストが可愛らしい。
パリのカフェは、テーブルごとに担当するウエイターが割り振られているため、手の空いている方に声を掛けても、応対してくれるのは自分のテーブルの担当者になります。
カフェ・ド・フロールのウエイターさんは、テキパキとスムーズ。プロ意識を感じました。
こちらがウエイターを探す手間を与えません。すかさず要件を聞きに来てくれます。
Bonjour,
On prend deux café crème et un millefeuille s'il vous plaît.
(カフェ・オ・レ 2つと、ミルフィーユ1つ ください)
満席のテラス席で、空を見上げながらうるおす一杯。ざわめきが心地いい。
カフェ・ド・フロールのキャラメルミルフィーユがやってきました!
前回来たときは売り切れだったのですが、リベンジ成功😋
前回食べたプリンと洋梨のタルトも、
ミルフィーユに負けず劣らず、おいしかったけれど。
カフェ・ド・フロールには、山下哲也さんという、このカフェで一番の給仕人(ギャルソン)と呼ばれている方がいらっしゃることを知り驚きました。
通常はアジア人の採用枠がない中、チャンスをつかんだ山下さん。今では、多くの常連客からの指名を受けるほどだそうです。
常に最高のパフォーマンスを目指されている山下さんに、お会いできるかもしれないと思うと、ドキドキしますね。
そんな魅力いっぱいのカフェ・ド・フロールで、旅のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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