フランス地方、アヌシーへ 〜きっかけ〜
有給を使ってフランスへ、2〜3年に一度、旅行を兼ねて語学留学。
一度目は、パリ。ホテル滞在しながら、学校に通うスタイル。
二度目は、南仏。フランス語の先生のお宅に滞在しながら、レッスンを受けるスタイル。
次はどうしようかな…?と思っていたある日、パンフレットに飛び込んできた写真。
なんて素敵なところなんだろう!
一目惚れでした。いつもなら慎重に留学先を選ぶのですが、Annecy(アヌシー)は即決でした。
Pont des Amours (ポン・デ・ザムール)通称、'恋人たちの橋' と呼ばれ、手をつないで渡ると、恋愛が成就するのだとか。
初めは、1週間有給を取って行こうと思っていたのですが、少し期間を延ばしてみたかったので、お財布と相談した結果、5週間の滞在に決めました。
当時の私には、この期間が精一杯。
王道の留学の仕方ではないかもしれないけれど、そのときの自分が出来るベストな選択。人それぞれですね。
滞在方法は、一度は体験してみたかった、ホームステイに。
今回の旅プランは、
「5週間のアヌシー語学留学」「3日間のパリ観光」「3日間のシンガポール観光(シンガポール航空利用)」という旅です。
一か月半あるので、さすがに会社を辞めざるを得ませんでしたが、それでも行ってみたい気持ちが強かったので、思い切りました。
ここまで進めるのには、相当迷いましたが、今振り返っても、思い切って良かったなぁ、と思っています。
やってみたいことをやってみるって、様々な事情でそう簡単にできないこともあるけれど、今の状況で出来ることはないか?を探ってみることはできます。
資金が足りない、語学力が足りない、などなど、足りないものやできない理由をつい探して、諦めてしまいそうになったことは、一度や二度ではありませんでした。
そんな消えてしまいそうな小さな希望を絶やさずにこれたのは、やっぱりフランスが好きだから。
今出来る小さなことを見つけて、今を楽しみながらやっていくと、やがて積み重なったときに、行動できるきっかけがやってきます。
まずできることは、留学先の情報収集でした。
'成功するフランス留学'やアンスティチュ・フランセで、留学先のパンフレットを入手したり、実際にフランス留学した方の体験談を読んだり。
ホームページで見つけた留学斡旋会社に、留学費用を見積もってもらったり、日仏文化会館の留学説明会に参加したりして、留学のイメージをどんどん具体的にしていきました。
集めたパンフレットに載っていたのが、一目惚れしたアヌシーの'恋人たちの橋'です。
なんどもお財布と相談して、これくらいなら大丈夫!と目処が立ったところで会社を辞め、アヌシーへ旅立ちました。
出発直前、後任で入った方が辞めることになってしまったので、帰国後にまた働かせていただけることになったのは、嬉しい誤算でしたが。
つづく…
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