DELF B1体験記 (その① きっかけ)
仏検2級合格の余韻に浸っていた2020年2月、世の中の状況が徐々に変わり始める。生まれて初めて体験するwith コロナ時代。
感染を防ぐためにstay homeが推奨され、家に居る時間が増え、人と会う機会が減る一方で自分と向き合う時間が圧倒的に増えました。
仏検2級取得を機に転職を検討していたところ、次第に雲行きあやしい状況となり…。一旦現状維持のまま、ウイルスが終息するまでの間に出来ることをやろう!と気持ちを切り替え始めました。
そこで以前から興味があったDELFというフランス語の試験を受験してみようと思い立つに至ります。
DELFの準備をすることでより実践的なフランス語が身につくとのことで、フランス人の先生からは仏検よりもDELFを勧められていたことを思い出しました。
試験の説明など、全てフランス語なので多少不安があったけれど(詳しくは語学学習いろいろ前編 をご覧下さい)
フランス旅行に行ったつもりでやってみよう!という好奇心で準備に取り掛かり始めます。
この選択が、この後に巻き起こる怒涛の日々の中で一筋の光となるとは、
そのときの私には知るよしもないのですが。
【DELFとは】
フランス国民教育省が認定した唯一の公式フランス語資格(ディプロム)で、一度取得すれば無期限有効です。自分の フランス語の能力や知識を証明書として形にすることができます。
より
B1は中級程度。よく仏検2級と同等のくくりにされているので、私は単純にB1受験を選択。
DELF(A1, A2, B1, B2)
DALF(C1, C2)の全6レベル。
DELFは仏検のように普通の本屋さんで試験対策問題集が売られてません。
既に受験された方のブログを参考に、まずは一冊の対策本、2016年出版の『100% réussite le DELF B1』を購入してみました。
*2020年よりCO(聴解)の筆記部分が選択式になる等、徐々に問題形式が変更される模様。こちらの対策本も2021年に新たに出版されたので、これから受験される方はAmazonで検索してみてくださいね。
全てフランス語で書かれています。
先ずは買って満足の図。
試験内容は、
CO(聴解…Compréhension de l’oral)
CE(読解…Compréhension des écrits)
PE(文書作成…Production écrite)
PO(口頭表現…Production orale)
の4つ。
DELFは各25点ずつの配分で、100点満点中50点以上で合格。(各分野、最低5点は取得が必要。)
試験時間はトータルで2時間20分。
筆記 1時間55分
CO 25分、CE 45分、PE 45分
口頭 35分
パート3の準備 10分
面接 約15分
とかなり長丁場になります。
さて、テキストを手に入れたはいいものの、どこから手をつけていいのやら…
先生にアドバイスを受けて、過去問を解いてみることに。
過去問は
から閲覧できます。
実際に解いてみることで、冷静になれました。聴解、読解は対策本を使って自分で進めていけると判断。
文書作成と口頭表現は添削が必要なので、オンラインレッスンでお願いしました。
全体像を見渡して、いざ実践へ。
その②では実際に準備したことをご紹介していきます。
Instagram @bonpolague7 では
フランス語学習を記録しています。
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