フランス語学習あれから 〜仏検2級の壁〜

何年かフランス語を学習しているとふと頭によぎる検定試験、実用フランス語実務検定。通称仏検。

なかでも2級は中級学習者にとってはひとつの山場となる。なぜなら2級から難易度がグッと上がり、合格率は一気に低くなるから。準2級との差がありすぎて、戸惑いを経験された方も多いはず。
検定試験はあくまでバロメーター的役割と意識していて。テストのための勉強が大嫌いで、それだけを目的にしたくはなかった。

だから日頃楽しく学習した結果、何気なく受かるのを理想としていたのですが。

しかし現実はそんなに甘くはなく、当たり前だと突っ込まれそうですが何気になんて受からないものです。不合格の通知を受け取ること6回。対策講座を受講するも手答えがなく、私にとっては遠い存在となってしまっていました。
フランス語のやる気もなくなり数年放置状態。それからやる気巻き返しの5年間を経て(詳しく知りたい方は 語学学習いろいろ後編をご覧ください)とうとう仏検2級合格にたどり着きました。しかも理想としていた "日頃楽しく学習した結果、何気なく受かる"という流れで! ここまでに約10年。
合格通知書に書かれていた嬉しいメッセージ。何度も読み返しました😭
授業で半年ほど、ある映画の原作について読解・音読を徹底的にやったのが、私にとってはターニングポイントとなりました。

このときから文章を読む際に細かく品詞を意識するクセがつき、今に至ります。

これを機に、もっと色々な文章を読んでみたい!と思うようになり、そういえば…と放置していた仏検2級の問題集を手に取りました。

すると、意外にも内容が面白くてハマってしまい(自分でもこうなるとは信じられなかったですが)流れで受験してみました。

一次筆記試験、二次面接と大変お世話になった問題集。



実は試験当日も読むのが楽しく、点が取れたのはほぼ長文読解でした。
好奇心から楽しんでやっていた日々のフランス語学習が、検定試験に良い結果として反映することもあるのだなぁとなんとも嬉しい感覚です。

語学学習は日々の積み重ねですので、いろんな要素が重なった結果と思います。

現在はDELF B1受験を目指していますが、こちらはテストのための勉強が必要なので、理想など悠長なことは言ってはいられない状況です。

それでもこの体験が楽しい気持ちをまた思い出させてくれて、乗り越えていけそうな気がします。

Instagram @bonpolague7 では
フランス語学習を記録しています。

私を再発見するフランス旅

大人になってから、新しいことを1から始めるって新鮮◡̈⋆ 少しずつ体験していった、フランス旅について綴っています。

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