フランスひとり旅で鍛えられること
初めてのパリで、お土産に絵ハガキを買ったときのこと。
小銭がなく、お札で支払い、
お釣りを間違えられた…
フランス語を話せない恥ずかしさからか、間違えていることを伝えずに、そのままにして帰ってしまった。
そのときに絵ハガキを入れてくれた封筒。
デザインが可愛くて捨てられないのと同時に、あのときのほろ苦い思い出が蘇ってくる。
先の例は、旅先ではよくあることですが、その根底にあるのは、常日頃から、『自分の意見を主張するということが苦手』ということ。
日本に居て、自分の意見を言う場や必要性があまりないし、そうすることに慣れていなかったことも要因。
場の空気を読んで、ことを荒立てない方がいいことだと思っていて。
自分の意見というものに、しっかり耳を傾けるどころか、周りの意見に振り回されて、一体どっちなんだ?と自分はブレブレ。
大多数の中のひとりに安心感さえ覚えて、自分を出さないように、出さないようにと、ひっそりとなりを潜めるような、臆病な感じ。
言葉が話せなかったとしても、もっと態度にあらわしたとしたら、相手にも伝わったかもしれないですね。
当時は、なんだか伝えるのが怖いし、言い返されても困るし、それに面倒だな〜って。
まあいっか、で済ませてしまった。
ひとりで海外にいると、自分で考えて、自分で決めて行動したり、
意見を伝えないとないとならない場面に日々遭遇するので、
徐々に精神的に鍛えられていきます。
自分をどんどん出していかなければならない。
初めは慣れなかったけど、だんだんと気持ちが前向きに。
自分を出して、堂々と
個人対個人でコミュニケーションすることって、実はとても楽しい。
教訓:
フランス人と会話をするときは、言葉に自信がなくても、相手の目を見て堂々した態度でハキハキと。
但し、ひとりでできることには限界が。困ったらどんどん人に頼りましょう。
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